オッズとアウツとは?ポーカーの実戦で活かせる計算方法を紹介!

ポーカーをプレイする上で覚えておきたい概念に「オッズ」「アウツ」があります。

言葉として聞いたことがあっても、具体的な意味や使い方はわからないという方も多いのではないかもしれません。

今回は、オッズとアウツとはどんな概念で、プレイにどう活かすことができるのか、という疑問を解消していきましょう。

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オッズ・アウツとは?

そもそもオッズとアウツはどんな概念なのでしょうか。
ここではオッズとアウツの基本的なことについて触れていきましょう。

オッズとは?

ポーカーでは「確率」「勝率」のことをオッズと表現します。
簡単にいうと、「勝負の際のリターンとベット額の比率」のことで、競馬で聞いたことがある方もいると思います。

ポーカーの場合、プレイヤーが出したチップの合計(=ポット)のオッズを「ポットオッズ」としています。ちなみにポットとは勝利したプレイヤーが獲得できる賞金の合計のことです。

オッズは賭けた回数が増えれば増えるほど理論上の勝率に近づいていくものです。
その考え方をわかりやすく解説するには、サイコロが適しています。

例えば、サイコロを降って出た目が偶数だと当てられる確率は何%でしょうか?
当たり前ですが、50%になります。

この確率を基に、偶数の目に10回連続で100ドル賭けたとしたら、理論上は5勝5敗のイーブンになります。ですが、そうなることは少なく、7勝3敗だったり4勝6敗だったりとまちまち。
では、この勝負を10回ではなく、10,000回行うとしましょう。

5,000勝5,000敗とは言わなくとも、4,090勝5,910敗北や5,200勝4,800敗などといった戦績になるかと思います。

どうでしょう、10回勝負の時よりも勝敗の確率が50%に近づいていませんか?
このように、勝負の回数が増えれば増えるほど、理論上の数値に近づいていくのがオッズの特徴です。

インプライドオッズについて

インプライドオッズとは、implied(インプライド)が「包蓄された・暗に含まれた」という意味なので、訳すると「隠れたオッズ」という意味になります。
これは、次のベットラウンド以降のリターンを考慮した可視化されていないオッズのことです。

後のストリートでアウツの1つを引き当てて自分のハンドが強くなって勝利した場合、追加でいくらのチップが見込めるかを想定します。

インプライドオッズの計算式は次のようになります。
現在ポット額+相手のベット額+追加で見込めるチップ=コールに必要な額

ちなみに、自分のハンドがナッツになった時に追加でベットする額に相手がコールする確率を掛け合わせて追加で見込めるチップを計算します。

相手がコールしてくれるか、相手がチップをどれだけ持っているかを考え、インプライドオッズの有無を見分けましょう。

アウツとは?

アウツとは、「プレイヤーが勝利するのに必要なカード」のことを指します。
いわゆるハンドに関わってくることなのですが、ポーカーの場合だとどうなるのか説明します。

ポーカーはシングルデッキで、52枚のカードが使用されます。
その52枚の中から見えているカードを引き、見えていないカードが何枚あるかで計算します。

分かりやすく例えるとすれば、

自分:4♥4♣
相手:K♦T♥
コミュニティカード:T♠︎9♣︎5❤︎A♣

上記のように自分が勝つために4を引かないといけない状況で、デッキ内に4が2枚あると考えられます。この時、デッキ内にある4の枚数である2枚がアウツとなります。

他の例を見てみましょう。

自分:Q♠T♠
相手:3♦K♥
コミュニティカード:K♣2♠8❤︎7♠

上記を見ると、相手がKのワンペアが揃っているおり、♠を引いてフラッシュを完成させないと勝てない状態です。
この時、♠のカードがアウツとなり、アウツは9枚となります。
♠を持つカードがA〜Kまで13枚なので、13-4(既に出ているカード)=9となるので9枚。

このように、勝利に必要なカードのことを表すのが、アウツということになります。

実戦で活きるオッズとアウツの理論

オッズとアウツはポーカーをする上で覚えておきたい理論ではありますが、実戦に活かせないと意味がありません。

実戦に活かすためには、オッズとアウツ、それぞれの計算方法について知っておく必要がありますよね。

確率、計算と聞くと、数学が苦手な方はそれだけで嫌悪感が出るかもしれません。とはいえ、ポーカーはゲームなので、そこまで難しい計算があるわけではありません。

次からの項目で、実戦に向けたオッズとアウツの計算について解説していきましょう!

オッズの計算方法と例題

では、まずはオッズの計算についてです。
オッズの場合「合う」と「合わない」がどういう状態か知っておかなくてはなりません。

オッズが合うというのは、『現在の勝率がポットオッズから得られる必要な勝率以上の状況』のことです。
逆にオッズが合わないというのは、『現在の勝率がポットオッズから得られる必要な勝率以下の状況』のことです。

これらを踏まえた上で、いくつか例を出して計算をしていきましょう。
計算方法は、必要な勝率(%)=100ポットオッズとなります。

投資額:現在のポット額=5:15=1:3 もしくは3-to-1という表記をします。

100ドルポットに50ドルベット

コールの必要額50ドル
コール後のポット額100+50+50=200ドル
オッズ200/50=4倍
勝率1/4=25%であればコール

100ドルポットに75ドルベット

コールの必要額75ドル
コール後のポット額100+75+75=250ドル
オッズ250/75=3.3倍
勝率⅓.3=30%であればコール

100ドルポットに100ドルベット

コールの必要額100ドル
コール後のポット額100+100+100=300ドル
オッズ300/100=3倍
勝率1/3=33%であればコール

アウツから勝率の計算をしてみよう

続いてアウツから勝率の計算をしてみましょう!
アウツの落ちる確率は以下の法則が成り立ちます。

  • 2チャンス(ターンとリバーのどちらかの場合)=アウツの数4%
  • 1チャンス(ターンのみやリバーのみの場合)=アウツの数2%

これで大体正しい確率が出てきます。この法則のことを「2%と4%の法則」といいます。

この法則を踏まえた上で、いくつか例を挙げていきます。

ツーオーバーの場合

A♣K♦を持っていてフロップがJ♥8♦4♣だとしましょう。
ツーオーバーとは、

アウツAとKが3枚×2で6枚

ターンでドローする確率

52-9=43
AKがデッキに6枚
7.16%
リバーまでのドロー率6×4で24%

フラッシュドローのみの場合

6♠5♠を持っていてフロップがA♠J♠T♦だとしましょう。

アウツスペードが13-4で9枚
ターンでドローする確率9×2で18%
リバーまでのドロー率9×4で36%

フラッシュドロー+ガットショットストレートドロー+ワンオーバーの場合

A♠6♠を持っていてフロップが3♠4♠7♦だとしましょう。

アウツフラッシュになるための♠が13- 4 = 9枚
ストレートになるための5が4枚
ワンオーバーのAが3枚
合計9+4-1(5♠のダブりで-1)+3=15枚
ターンでドローする確率15×2で30%
リバーまでのドロー率15×4で60%

まとめ

今回はオッズとアウツについて紹介していきました。

確率の計算の話になるので若干難しいですが、慣れるまでは回数を重ねて実戦で活かせるようにしましょう!

オッズ・アウツについてよくわからない、知りたいと考えている方にとって今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。

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