【具体例付き】ポーカーのオールインのタイミングや計算方法を解説

ポーカー用語で「オールイン」という言葉を聞いた事があるけれど「実際オールインってどういう意味?」と感じている方は多いのではないでしょうか。

ポーカーで勝率を高めるために、オールインは非常に重要です。

そこで本記事では、オールインの定義・適切なタイミング・計算方法について分かりやすく解説します。

この記事を読んで、実践に活かしてみてください!

テキサスホールデムのオールインとは?

テキサスホールデムのオールインを簡単に説明すると「自分が持っているチップを全て賭けること」です。
この内容は知っていた方も多いのではないでしょうか。

テキサスホールデムにおいては、プレイ毎に参加するためには、コールする必要があります

しかし、コールするのにチップが足りない場合でも、自分が持っているチップを全て賭けることで、参加できます。

例えば、あなたのチップは1万点で、相手が2万点のベットをしてきたとします。
この相手のベットにコールするには同額の2万点を賭ける必要がありますが、あなたのベット額が足りません。

この場合にオールインつまり、あなたの持っている全てのチップ1万点を賭けることでそのプレイに参加できます。

オールインをした方が良いタイミング

それでは、オールインをした方が良いタイミングを、3つのシチュエーションに分けて見ていきます。

具体的に使える場面も紹介しますので、実践に活用してください。

①手札が強い時

1つ目のシチュエーションは自分の手札が強い時。
テキサスホールデムの手札の強さランキングは、以下の記事で紹介しています!

【画像解説】一目で分かるポーカー役一覧・役の強さ(ハンドランク)
ポーカーには麻雀と同じように『役』というものがあります。役は、ゲームの勝敗を決めるポイントで知っておきたい基礎知識です。 この記事ではポーカーの役一覧をまとめて紹介します。記事を参考にして、役を覚えて楽しくポーカーをプレイしましょう!

ポーカーの基本原則として、自分のハンドが強い時には、大きいベットをするというものがあります。

自分のハンドが現状で非常に強い時にオールインをすることは、利益を上げるうえで大いに有効な一手

また非常に強いとまではいかなくても、現状で自分のハンドが強いと思ったときには、オールインすることが極めて有効になります。

このシチュエーションでの注意点としては、自分のハンドが強いと判断する場合。

役のランキングで上位だから強いと判断するのではなく、相手のアクションから自分のハンドが相手よりも強いかどうかを判断しましょう!

イメージしやすいように、具体的な場面の例を紹介します。

具体的な場面の例

ボードに出ているカード:
A♣・A♦・A♥・J❤・Q❤

自分の手札:A♠・J♠

役の強さ:フォーカード

この場合、テキサスホールデムにおいて、3番目に強い役であるフォーカードが完成しています。

また、相手がJかQを持っていたらフルハウスが完成しており、強いハンドを持っている可能性も高いので、オールインが有効です。

②チップが足りていない時

2つ目のシチュエーションはチップが足りない時。
つまり、相手のベットにコールしたいけれど、チップが足りない時などです。

現状でハンドが非常に強く、降りることが選択肢にない場合に、オールインを選択します。

具体的な場面の例を紹介します。

具体的な場面の例

ボードに出ているカード:
K♣・A♦・A♥・J❤・Q❤

自分の手札:A♠・J♠

役の強さ:フルハウス

4番目の強さであるフルハウスが完成しています。

このハンドで降りる選択肢はあまりないので、オールインを選択することがオススメです。

③ブラフで相手を降ろしたい時

最後に紹介するのは、ブラフで相手を降ろしたい時。
「ブラフについて詳しく知りたい…」と思っている方は、こちらの記事をご覧ください

ポーカーにおけるブラフとは?スキルや効果的に使う方法を解説!
不利な状況を優位に変えることができるスキルのことをブラフといいます。自身のハンドが弱い時でも、ブラフを張ることで強いハンドであるように見せることが可能です。ブラフを張るのに覚えておきたい注意点もあるので、基本情報と合わせて今回は紹介していきます!

ポーカーにおいて、ブラフは非常に重要なスキルです。

その中でもブラフでのオールインは、一番相手にプレッシャーを掛けられる最強のブラフ

ただし、ブラフでオールインをする場合は、相手にコールされてしまうと自分のチップが大幅に減ってしまうリスクもあります。

また自分のチップがすでにポットに集まっているチップの5分の1以下の場合などには、ブラフとして使うのは効果的ではありません。

というのも相手のハンドが強くなくても、コールされやすくなるからです。

具体的な場面の例を紹介します。

具体的な場面の例

ボードに出ているカード:
K♣・A♠・A♥・J❤・Q♠

自分の手札:7♥・8♥

役の強さ:ハイカード

自分には何も役がありません。

しかし、10を1枚でも持っていればストレートになり、♥を2枚持っていればフラッシュにもなります

もしここでこちらがオールインをして、相手が「KやQ、J」を持っていてツーペアになっていたとします。
相手はストレートやフラッシュを恐れて降りてしまう可能性が高いです。

ただしポットの金額が1万点で、自分のチップが2千点しかない場合などは、相手から見てあまり怖くないオールインなので、ブラフをするのには適していません。

オールインする際の注意点

ここまでオールインした方が良い場面を、実践例と合わせて見てきました。

ただし、注意すべきポイントも念頭に入れる必要があります。ここでは、3点の注意点をご紹介します。

①相手が降りてしまう可能性がある

1つ目はこちらからオールインすることで、相手が警戒して降りてしまう可能性があります。

ブラフで相手を降ろすことができれば良いオールインだったとなります。一方で、自分のハンドが強い時には相手からチップを獲得することができないため損です。

このようにハンドが強い場合は、オールインだけではなく、ベットや賭け金を上げるレイズも有効です。

②ハンドを見せなければいけない

2つ目はオールインすると基本的にハンドを見せないといけません。

ブラフでオールインした場合、相手に自分がブラフでオールインした事が分かってしまいます。

そうすると、2回目以降はブラフが通用しづらくなりやすいです。

そのため、時にはブラフでオールインするのではなく、大きい金額のベットでブラフする選択も必要です。

③相手のアクションを見る事ができない

最後はこちらからオールインした場合、相手のアクションを見て判断できなくなります

テキサスホールデムでは、相手のアクションを見る機会が最大で4回あります。

この相手のアクションからハンドの強さを予想することが重要。

しかし、こちらからオールインをすることで相手がコールしても降りても、こちらはすでにオールインをしたため、これ以上相手のアクションから強さを判断することができなくなります。

したがって、チェックやコールを使い、相手の様子を伺うことも必要です。

オールインの計算方法

ここまでオールインの概要と、実際に使える場面を見てきました。

次は実践で「オールインをした場合に、チップの計算はどのように行えばいいの?」という疑問点を表を使いながら解説していきます。

1対1の場合

まずは1対1でのオールインが起きた場合の計算方法を見ていきます。

AさんとBさんが対決していて、Aさんがオールインしました。

✔️ 持っているチップ

  • Aさん 1万点
  • Bさん 2万点
勝った人場に出すチップ返ってくるチップ
Aさん1万点2万点
Bさん2万点3万点(負けても1万点は返ってくる)

AさんとBさんがオールインした場合には、AさんのチップがBさんのチップよりも少ないため、AさんもBさんも実際に使用するのは1万点のみ

そのため、Bさんがオールインした2万点のうち1万点はオールインの勝敗に関わらず、Bさんに戻ってきます。

1対複数人の場合

それでは次に、1対複数人でのオールインについて説明します。

オールインの計算では、この1対複数人でのオールインが一番複雑です。
分かりやすく説明していきます。

まず複数人でのオールインが発生した場合は、メインポットとサイドポットに分けてチップが配分されます。

ポット:ベットしたチップを貯める「山」のこと

メインポット:複数でオールインした際に、持っているチップが一番少ない人のチップを基準としてチップを集めたポット。

サイドポット:メインポットの金額とは別で、一番少額でオールインした人よりも多い金額を持っている人たちのチップを集めたポット。

それでは、例としてAさん・Bさん・Cさんの3人がオールインした場合を見ていきます。

✔️ 持っているチップ

  • Aさん 1万点
  • Bさん 2万点
  • Cさん 3万点

【メインポット】

勝った人場に出すチップ返ってくるチップ
Aさん1万点3万点
Bさん1万点3万点+サイドポット
Cさん1万点3万点+サイドポット

上記のようになります。

今回は、Aさんが3人の中で1番少ない1万点のチップだったため、Aさんの1万点に合わせメインポットとしてチップが1万点ずつ集められていました。

それでは、次にサイドポットを見ていきましょう。

【サイドポット】

勝った人場に出すチップ返ってくるチップ
Aさん0点0点
Bさん1万点2万点
Cさん1万点2万点

上記のようになります。

Aさんはメインポットに全てのチップを入れているため、サイドポットには参加できません

BさんとCさんはメインポットに1万点、さらにサイドポットに1万点を賭けています。

BさんとCさんが勝利した場合は、メインポットの3万点+サイドポットの2万点、合計5万点が返ってきます。

またCさんは3万点持っていたため、勝っても負けても1万点は戻ってきます

まとめ

今回はテキサスホールデムのオールインに関してまとめました。

世界で一番主流なノーリミットテキサスホールデムでは、このオールインによる駆け引きが好まれて主流になっています。

あなたもオールインをマスターして、テキサスホールデムをより楽しみましょう。

またポーカーの勉強をして他の人に勝てるようになりたい方は、この記事も見てみてください。

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